こんにちは。せかいひろしです。
年間100冊は読書をしながら、おすすめ本リスト100選を制作しています。
読書が計り知れないメリットをもたらしてれることは周知の事実でしょう。
それは、書籍には偉人や成功者の考え、科学的事実を体系的にまとめられているからです。
一般的に知られている読書のメリットとして以下の内容が考えられると思います。
- 脳が活性化する
- 専門知識が増す
- 語彙力が増す
- 偉人や成功者の考えに触れられる
読書がもたらしてくれるメリット5選
しかし、実際に日常生活レベルではどれくらいすごいメリットがあるのかは意外と知られていません。
本日は、私が100冊読んで体感した読書がもたらしてくれるメリットを5つ紹介したいと思います!
メリット1: 良質な話題を提供できるようになる
読書がもたらしてくれるメリット1つ目は「良質な話題を提供できるようになる」です。
なぜなら、自分自身が1次情報源になることができるからです。
1次情報とは、自らが体験した情報のことを指します。
自身の経験、自身が読んだ書籍、自身が見た映画などが1次情報に当たります。
1次情報のメリットは生々しいリアルな体験談を語れることです。
一方、2次情報や3次情報という似た言葉もありますが、これらは似て否なるものです。
2次情報:人から聞いた情報。例)友達から聞いた体験談、人から聞いた映画のネタバレなど
3次情報:情報源が不確かな情報。例)情報源が曖昧なサイトやうわさ話しなど
勘の良い方は気づいたかもしれませんが、 1次情報>2次情報>3次情報と数字が上がっていくにしたがって情報の信憑性が下がってしまいます。
では、なぜ自身が一次情報源になることが良質な話題を提供することに繋がるのか?
それは、書籍を読めば、その作品が面白かったにせよ、つまらなかったにせよ、それを生々しくリアルに話せるからです。
例えば、書籍の感想を誰かに話す場合を考えてみましょう。
Aさん:実際に書籍を読んで、概要を知っている
Bさん:ネタバレサイトを読んで概要を知っている
上記において、どちらが良質な話題を提供できるでしょうか?
よほど、Bさんの話術が卓越していない限り、Aさんになります。
それは、経験から来る感想を話すことができるからです。
書籍は、こうしたリアルな体験談を提供してくれるのです!
メリット2: メタ認知力が高まり非生産的な行動が減らしてくれる
読書がもたらしてくれるメリット2つ目は「メタ認知力が高まり非生産的な行動を減らしてくれる」です。
メタ認知とは、自分を客観視する力のことです。
ではなぜ、読書がメタ認知力を高めることにつながるのか?
それは、読書を行うと科学的に正しい行動習慣を脳に植え付けられるからです。
人が、自身の行動を改めない理由の1つに、その行動の重大さを心から理解していないがあります。
例えば、30歳の男性Aさんはタバコを日常的に吸っていたとします。
体には悪いとは思いながらも、まだ若いという理由でタバコを吸い続けていました。
ある日、健康診断で肺に黒い影が見つかり、肺がんを宣告されたとしましょう。
医師からは、もしこのままタバコを吸い続けたら余命は3年と言われたとします。
この後Aさんはどのような行動にでるでしょうか? 答えは禁煙を開始するです。
なぜなら、余命宣告をされたためです。
しかし、上記の例において注目していただきたいのは30歳Aさんのがん宣告前後の認識の違いです。
タバコが健康に悪いことに変化はしていないのです。
ただ、危険意識が段違いで高まったことです。 読書を継続していくと、説得力のある科学的な知識が蓄積されていきます。
自分が知っている知識と、実際の自分の行動にギャップが生じるようであれば、行動を改めやすくなることは想像しやすいと思います。
もし、生活習慣を改善したい人は、ぜひ読書を通じて科学的根拠のあるリアルな情報を手に手に入れて欲しいです!
メリット3: 無知の知を体験できる
読書をすることのメリット3つ目は「無知の知を体感することができる」です。
皆さんは無知の知をご存知でしょうか?無知の知とは古代ギリシャの哲学者ソクラテスが提唱した考えです。
意味は、自分が無知であることを自覚するです。
向上心があり、今までにたくさん勉強してきた人は、既に体験したことがあるかもしれません。
まだの人もご安心ください。読書を続ければある日気づきます。
それは、どれだけ多くの本を読んでも、どれだけ読み進めても、自分が知らない知識の数々に出会うからです。
1つ知ったら10わからなくなります。
10知ったら100わからなくなります。
そうして気づきます。
自分は世界についてあまりにも無知であると。
これが無知の知です。
無知の知を自覚することのメリットは知的謙虚さが身につくことです。
人によっては、読書を開始した初めの頃は、自分自信が全能な存在であるように感じるかもしれません。
それは、自分の方が他の人よりも多くの知識を持っていると感じるからでしょう。
しかし、読書を継続して行くと、ある日、気づきます。
あれ?俺って実は何も分かっていなくない?
どれだけ読んでも、終わりなくなくい?
実は自分がミジンコで、世界のことをまだ何も理解できていないことを認識します。
ここまで来たら、自然と人に対して優しくなれるはずです。
それは、自分も相手も同じ無知であることを認識できるからです。
もし、傲慢って言われたことがある、少し周りを見下しがちになっていることを自覚している人は、ぜひ読書を習慣化させることをお勧めします!
メリット4: 趣味を見つけるきっかけになる
読書がもたらすメリット4つ目は「趣味を見つけるきっかけになる」です。
なぜなら、読書を行うと能動的に多種多様な事例や体験談を目にするからです。
通常、人は自分の興味のあるジャンル以外にはアクセスをしようとしません。
それは、単純に興味がないからです。
では、どのような新しい趣味を見つけていくのか?
大きく分けると2パターン考えられます。
- 友達や同僚など近しい人とのコミュニケーション
- 能動的な体験を通して興味を持つ
①は想像しやすいでしょう。
しかし、ここで問題が生じます。
それは、友達や同僚など近しい人とのコミュニケーションでは行動が受動的になってしまうことです。
受動的とは、自らの意思に関係なく、受け身になってるという意味です。
したがって相当面白そうな話でない限り、その趣味を始めてみようとは思わないことでしょう。
具体例を挙げてみると分かりやすいです。
- サッカー
- プログラミング
- ブログ
- 空手
- 料理
- 登山
- 旅行
- ゲーム
上記で挙げた趣味の中で、楽しい体験談を伝えられて、 自分も始めてみよう! と思うのはゲームが大半のはずです。
理由は単純で、始めるのに心理的負担がかからないからです。
ゲームなら買うだけで今日からできますが、他の趣味の場合は少し手間がかかります。
では、なぜ心理的負担が高まるのでしょうか?
それは、そのコンテンツの面白さを認識できていないからです。
人は心から面白そうと思ったもの以外はなかなか始められないのです。
では、反対に読書の場合はどうでしょう?
読書は能動的な行為そのものです。
能動的とは、自ら意思で進んでと言う意味です。
したがって、書籍に載っている様々な事例や体験談を能動的に読み進めることになります。
また、読書の場合、体験談や事例の紹介の仕方に読者を飽きさせない工夫が施されているだけでなく、面白そうに書かれていることが多いです。
一方、知人とのコミュニケーションの場合、よほど相手がその趣味の凄さを上手に解説してくれないとこちらが行動を移すことは少ないと思います。
これが、読書が新たな趣味をもたらしてくれるわけです。
もし、趣味がないという人は読書を通じてまだ見ぬ趣味を見つけてみるのはいかがでしょう!
メリット5: 情報弱者を卒業できる
読書をすることのメリット5つ目は「情報弱者を卒業できる」ことです。
なぜなら、世界のルールを体系的に学べるからです。
皆さんは、情報弱者という言葉を聞いたことはありますか?
これは、目の前の情報の真偽を判断できず、騙されやすい人のことです。
略して情弱とも言われたりします。
俺は、私は騙されないから大丈夫と思っている人もいますが、安心はできません。
なぜなら、誤解を恐れずに言うと、騙そうとしてう側は巧みであるからです。
例えば、女性用コスメアイテムを購入する際の判断基準がいい例です。
注意しないと、有名女優が広告で使った商品、よく目にする商品を選びがちになるのではないでしょうか?
私たちは、日常生活を送っていると、実にさまざまな広告を目にします。
- テレビCM
- YouTube広告
- ネット広告
- 雑誌の広告などです。
有名でキレイな女優さんがコスメアイテムを利用していると、なんとなくその商品に対して良い印象を受けます。
効果がありそう、私も使ってみたいと思うこともあると思います。
しかし、その商品の効能と広告塔として起用されていると女優にはなんの因果関係もありません。
もし、その商品が実際に効能があるのかを知るには大きく分けると2つしか方法はないはずです。
- 口コミを見る (他者体験)
- 実際に自分で使ってみる (自己体験)
しかし、この方法を認識できていないと企業の罠に引っかかってしまうことでしょう。
これはマーケティングについての書籍を読むとすぐに分かると思います。
表面上は、この綺麗な女優さんも使っています!と宣伝しつつも、実は女優さんを使ったマーケティング施策の一貫でしかないです。
しかし、世界は上記で挙げた隠れたルールが非常に多いのです。
理解していないと簡単に騙され、購入まで誘導されてしまいます。
読書を継続的に行うと、実にさまざまなジャンルの書籍を読むことになると思います。
そうして蓄積した統合的な知識は情報弱者を卒業させることにつながるでしょう!
読書を習慣化させる方法
読書がもたらしてくれる上記で上げたメリットを最大限、得るには読書を習慣化させる以外に方法はありません。
今回は私が読書を習慣化させるために費やした5年の経験から語りたります。 結論、今日からできる読書を習慣化させる方法は2つあります。
- 読書の定義を変える
- if then プランニングを活用する
簡単にできるので一つずつ見ていきましょう!
方法1: 読書の定義を変える
1つ目「読書の定義を変える」です。
読書の定義を自分が必要だと感じる箇所のみを読むに変えるです。
しかし、これこそ読書を行う上で大切になってくる定義なのです。
なぜなら、読書の本来の目的は知識を手に入れることであり、最後まで読み進めることではないからです。
読書の定義を変更するだけで、圧倒的に読書が定着しやすくなります。
なぜなら、読む量が圧倒的に減るからです。
一般的に読書と言いますと、最初の1ページ 〜 最後のページ1ページまで読むことが読了という意味です。
ただ、それが薄い本ならまだいいのですが、分厚い本ですと気が遠くなります。
買って間もない頃は、モチベーションが高いので、継続して読み進めることができると思います。
しかし、書籍の中には、自分が既に知っている知識や読みづらい難解な文で構成されている書籍もあります。
そうした書籍に出会してしまいますと、途端にモチベーションが下がってしまうことでしょう。
また、実は全ページに渡って大事なことが書かれていません。
注目して読んでみると分かりますが、著者が最も伝えたいメッセージは1〜2章の中に凝縮されていることもざらではありません。
昔の私はどんなに知っている箇所や眠くなるような文章で表現されている箇所でも全て読んでいました。
読む→眠くなる⇨つまらないと感じる⇨放置する
しかし、自分に必要な知識が載っている箇所のみを読むに変更してから世界が一変しました。
最初月に1冊であったのが、月に4冊、6冊とだんだん量が増えていきました。
今では大体月に8冊ほど読んでいます。
最初の頃から比べたら成果は8倍です。
書籍の中の全ての内容を味わいたいという方以外は、ぜひ試してみることをオススメします!
方法2: if then プランニングを活用する
次に紹介するのは、「if thenプラインニング」です。
あまり有名ではない手法ですが、やり方は簡単です。
方法は、英語のif then 〜。 つまり、「もし、〇〇したら〇〇する」というものです。
if then プランニングとは目標達成のための手法であり、コロンビア・ビジネス・スクールの社会心理学者のヘイジ・グラントさんが提唱しています。
これを活用します。
つまり結論、普段の行動後に読書をするようにするだけです。
具体例を見ると分かりやすいです。
- 朝起きたら、5ページ読む
- トイレに行ったら、3ページ読むする
- 通勤移動になったら、30ページ読む
- お風呂から上がったら、10ページ読む
- 歯磨きをしたら、3ページ読む
いかがでしたでしょうか?簡単でありませんか?
一般的に、読書を習慣化しようと思ったら、読書の計画を立てると思います。
例)18:00〜19:00は毎日1時間読書をするなどです。
しかし、これでは、なかなか習慣化はできないです。
なぜなら、予定はずれやすいからです。
例えば、残業がある日や飲み会がある日、趣味の時間を楽しみたい日、疲れている日など様々な場面が想定されるからでしょう。
しかし、行動の後でしたら、どうでしょうか?誰しも毎日、下記の行動は取るのではないでしょうか?
- 起床
- トイレに行く
- お風呂に入る
- 歯磨き
時間を決めると、予定がずれ込んでしますが、行動ならずれ込むことはありません。
これなら毎日1ページでも多く読めると思います。
何かを習慣化させるのに最も大切なことは続けることなので、この方法はめちゃめちゃ効果を発揮します。
何か新しい習慣を身につけたいときにめちゃめちゃ役に立つので、是非実践してみてください。
もちろん、読書以外にも使えます!ぜひお試しください!
読書を習慣化すると発症しがちな症状(まじで要注意)
読書は非常に多くのメリットをもたらしてくれますが、一つだけデメリットをもたらします。
それは、人に求められていないアドバイスをしやすくなることです。
読書を習慣化すると、相対的に読書をしていない人と比べて多くの知識を蓄積することになります。
それは、物事の具体的な課題解決法であったり、思考法、であったりします。
実際、ほとんどの人は優しいです。
したがって、知人が困っていたら、助けてあげたくなると思います。
自分がその課題解決法を知っていればなおさらです。
例えば、正しい食事法、転職における正攻法、投資の重要性などです。
ただ、物事はそこまで単純ではありません。
それは、人が論理だけでは動かないからです。
人は感情で動くのです。
したがって、相手の感情を無視したアドバイスをすると以下のような反応が返ってくることでしょう。
あなたは、相手が自分の論理に納得していないと感じ、さらに説明を加えていきます。
すると次第に相手は無言になっていくことでしょう。
これは実際に私が体験したアドバイスしがち症候群です。
皆さんもうすうす気づいているとと思いますが、大抵の場合、人はアドバイスを求めていません。
人は自分の話や今の自分の感情を理解してほしいのです。
したがって、もし誰かに相談を受けたとしても、アドバイスをするのではなく、話しを聞いてあげましょう。
もちろん、「あなたはどうすればいいと思う?」とアクションプランを聞かれたら相手の気持ちを尊重しつつ答えてあげましょう!
ただ、それ以外の場合は求められていないアドバイスは言わないのが吉です。
まとめ:読書は最強です
いかがでしたでしょうか?
少しは読書のメリットを知っていただけたでしょうか?
実はまだまだ読書のメリットはあります。
なので、今後もアップデートをしていけたらと思います! 私は読書をし始めてから大きく人生が変わりました。
- 転職を成功させ、昔から夢であった、自宅にいながら働く生活を送れるようになりました。
- 人生をかけて成し遂げたいテーマも見つけることができました。
断言できますが、私がここまで変われたのは読書をしたからです。
きちんと習慣化させるまで5年の歳月を費やしましたが、読書を習慣化日で本当に良かったと心から感じてます。
今回の記事がきっかけで1人でも読書をしてみてもいいかなと感じてもらえれば幸いです。
そんな感じです!
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