こんにちは。せかいひろしです。
皆さんは今から5000万年以上前に存在したとされる伝説の超古代文明「レムリア文明」を聞いたことがあるでしょうか？
現在、定説になっている最古の文明「メソポタミア文明」が紀元前8000年でありますから、それよりも圧倒的に昔に存在した文明ということになりますね。
本記事では、そんなレムリアの由来やレムリア文明の正体、レムリア人についてまとめていきたいと思います。
そもそもレムリアとは？
1874年にイギリスの動物学者フィリップ・スクレーター氏が提唱した、マダガスカル島・南インド・マレー半島一帯を覆う巨大な仮想大陸です。
当時、動物学者達を悩ませている問題がありました。
- マダガスカル島の固有種「キツネザル」の化石がインドで発掘される理由
- マダガスカル島の固有種「キツネザル」の近縁種がアフリカ、インド、マレー半島、インドネシアで生息している理由
が説明できませんでした。
ちなみに固有種とは、地球上特定の場所でしか確認されていない種のことです。
これは当時、現在定説になっている地殻運動による大陸移動つまり「プレートテクトニクス説」がまだ認められていない時代でした。
まあ考えてみれば、大陸が移動するなんて話は信じ難いですもんね。
そうした矛盾を解消するために提唱されたのが「レムリア大陸」です。
つまり、ダガスカル島・南インド・マレー半島一帯を覆う大陸が存在していたとしたら、「なぜキツネザルがマダガスカル島以外で生息しているのか」説明がつくわけですね。
なので、レムリア大陸のレムリアとは、キツネザルの学名「Lemur」から来ています。
レムリア大陸とは、キツネザル大陸ということになりますね。笑
ここまでのお話で既にお気づきの方もいると思いますが、「レムリア文明」というものは存在しないのです。
なぜなら、そもそもレムリア大陸とは学術的矛盾を説明するために創造された仮想大陸であるからです。
しかし、スピチュアル界の人にとってレムリアとは非常に重要な意味を持っています。
次章ではスピリチュアル系の人たちが提唱しているレムリア文明像について深ぼっていきたいと思います。
オカルトとしてのレムリア文明
そもそもレムリア大陸が理論の矛盾を説明するために創造した仮想大陸であることから、科学的な側面からのムリア文明は否定されています。
しかし、上記のレムリアとは全く別でスピリチュアルの世界ではレムリア文明が存在しているとされています。
これは、1888年にブラヴァツキー夫人によって「シークレット・ドクトリン」という書籍が刊行されたことがきっかけになっています。
書籍でレムリア大陸は仮の名前であり、本当は「レムリスの世界（亡霊の世界）」であると主張されました。
また、有名なチャネラーであるバシャールもレムリア文明について肯定的にその存在について言及しています。
次章では、レムリア人の特徴についてまとめていきたいと思います。
レムリア人の特徴
スピリチュアル系の人たちの中で定説になっているレムリア人像をここでは紹介できればと思います。
基本的に食料を必要としない
レムリア人は基本的に食料を必要としない民族であったとされています。
これは、頭部のチャクラから宇宙のエネルギーである生命エネルギーであるプラーナを適宜取り込むことができたためとされています。
しかし、祭りや記念日などには、木の実などは食べていたそうです。
もし、これが現在の人類も可能になったら、世界のほとんどの食品産業が倒産することになりそうですね。
超能力を使用することができる
レムリア人は精神的にかなり発達していたこともあり、宇宙と繋がることができたそうです。
そして、頭上にあるチャクラから宇宙エネルギーを取り込むことで超能力を発揮していたとのことです。
ちなみに宇宙エネルギーとは、生命エネルギーとのことらしいです。
超能力としては具体的には、
- テレパシー
- 空間転移
- 飛行
などを使用できたとのことです。
心の中で移動したい場所を念じるだけで空間を転移できるってどこでもドアよりも便利なので羨ましいですね。
人類はまだこの世界の4％もわかっていないので、もしかしたらそういった生命エネルギーなるものがあって、現人類もいつかは超能力を使える日が来るかもしれませんね。
脳の力を100％使える
彼らは、現在の人類とは違い脳の力を90％使えていたそうです。
脳の力を100％使うことができたため、現在の人類よりもはるかに進んだ文明を持っていたそうです。
これは、昔疑似科学として流行った人間は脳の10％しか使えていない。しかし、高度に発達したレムリア人ならもっと使えていはず！という理由で来ている説だと思います。
まあ脳科学的には、現人類も最初から脳を100％使えているんですけどね。笑
愛と調和を重んじる文化性
レムリア人は、その高い精神性から「愛と調和」を何よりも重んじていたとのことです。
そのため、現在の人類が負の側面であるエゴイズムや戦争、妬み、暴力などのマイナスな側面はなかったそうです。
また、持ち物などの所有物も共有財産としていたそうです。
これが本当なら、すごいことではありますよね。
現在の地球人も見習わないといけないですね。
いかがでしたでしょうか。これがレムリア人が持っているとされている特徴です。
超能力が使えて、精神レベルも高く、愛と調和を重んじるってまるで天国ですね。
現在の人類もいつか到達できるといい世界ですね。
レムリア文明が滅んだとされる理由
スピチュアル系の人たちの間で定説になっているレムリア文明が滅んだ理由を紹介したいと思います。
・地殻変動による大陸沈没説
最も有名な説は、地殻変動による大陸沈没説です。
遠い昔、地殻変動が起き、火山は噴火し、大津波と共に大陸ごと海に飲み込まれたとのことです。
実際、2300万年前に現在のニュージーランドに存在した「ジーランディア大陸」の94％も地殻変動の影響から沈没したとされているので地殻変動が原因で大陸自体が沈むことはあります。
レムリア大陸も同じ末路を辿ったということでしょう。
なんか古代文明は海に沈みがちですね。ちなみにこれは、アトランティス文明を崩壊に追い込んだ理由と同じであります。
レムリア文明について学べる書籍
・レムリアの真実 シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ
レムリア文明やスピリチュアルな世界、アセンションについて学べる一冊になっています。世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏によって執筆された書籍です。
本書では、1万2000年前に沈没したとされてるレムリア文明の歴史やテロス人との関係についてまとめられています。
世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏がレムリアシリーズの第1弾目です。
・レムリアの叡智―シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ
レムリア文明やスピリチュアルな世界、アセンションについて学べる一冊になっています。世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏によって執筆された書籍です。
世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏がレムリアシリーズの第2弾目です。
新しいレムリア―シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ
レムリア文明やスピリチュアルな世界、アセンションについて学べる一冊になっています。世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏によって執筆された書籍です。
世界的に有名なチャネラーであるオレリア・ルイーズ ジョーンズ氏がレムリアシリーズの第3弾目です。
シークレット・ドクトリン
世界で初めてレムリア文明を提唱したブラヴァツキー夫人の書籍の重要な箇所を抜粋してわかりやすくまとめた一冊です。
1888年当時、世界中の宗教・哲学・科学を統合的に研究した集大成がまとめられています。
レムリア文明について原点から学びたい方におすすめです。
ただ、書籍はとても高額なものになっているので、メルカリや図書館で入手をすることをお勧めします。
終わりに
いかがでしたでしょうか？
これがレムリア文明の全てです。
レムリア文明と聞くと、伝説のムー文明やアトランティス文明などを彷彿とさせるので個人的にとてもロマン感がありましたが、蓋を開けてみると案外あっけなかったりするので少し残念でした。
なんせ、まさか完全なる空想上の大陸であったとは、思いもしませんでした。ロマンがなくなることは悲しいですが、それも人生ですよね。
以上っ！
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