こんにちは。せかいひろしです。
皆さんはアメリカの小さな町であるドーバーを戦慄させた未確認生物ドーバーデーモンをご存知でしょうか?
細長い手足、特徴的な頭部に光る眼球など実際に目の前に現れたらきっと誰もがゾッとするであろうとんでもない未確認生物です。
本日は、そんな異形の怪物であるドーバーデーモンについて概要から、目撃記録、その正体に至るまで詳しく解説していきたいと思います。
未確認生物ドーバーデーモンの概要
まずは、そもそも未確認生物ドーバーデーモンとは何か?から見ていきましょう。
ドーバーデーモンとは
ドーバーデーモンとは、アメリカのマサチューセッツ州にある自然豊かな小さな町「ドーバー」で複数の青少年に目撃された未確認生物のことをいいます。
地図で言うとこの辺です。
たったの23時間のうちに複数の接点のない人達から目撃されたことから一部ではその存在はかなり信憑性が高い未確認生物でもあるとされています。
ちなみにドーバーデーモンという名前は未確認生物学者のローレン・コールマン氏によって名付けられました。
ドーバー町の悪魔という意味です。
確かに見た目は悪魔そのものですよね。
ドーバーデーモンの特徴
この写真は第1目撃者であり当時17歳でもあった「ウィリアム・バーバレット」さん一行の証言を元にデザインされたものになります。
- 体長:約1.2m
- 細長い手足
- 瓜型の頭部
- ベージュ色の肉体
- オレンジ色に輝く眼
- 2足歩行?
その名前に負けない風貌をしているドーバーデーモンですが、いずれの目撃者も危害を加えられていないので凶暴な未確認生物ではなさそうです。(これは個人的な意見ですがね)
いずれにしても絶対に夜中に遭遇したくはないことは間違いないですね。
ドーバーデーモン伝説とその記録
ドーバーデーモンにまつわる目撃記録は複数ありますので、順を追って見ていきましょう。
第1目撃者:ウィリアム・バーバレットさん一行の記録
1977年4月21日 当時17歳であった青少年「ウィリアム・バーレント」さんは友人2人(マイク・マーズッコ、アンディ・ブロディ)と一緒に夜のドライブをしていました。
時刻が22:30を差し掛かった頃にファームストリート(道路の名前)を通りがたったところ、車の約6m前方の石塀に手を着いて直立している謎の生物発見したとのことです。
車のライトで照らした所、その動物はこちらは振り返りましたが、そこにいたのは、全長1.2m、瓜型の頭部と大きな目、細長い手足とオレンジに輝く小さな目が特徴的な未知の生物でありました。
後の調査でこれがドーバーデーモンの一番最初の目撃情報であると結論づけられています。
第2目撃者:ジョン・バックスターさん一行の記録
1977年4月21日 同日の2時間後である24:30、当時15歳の少年であった「ジョン・バックスター」さんは恋人関係にあった女性を家に送り帰る途中でその謎の生物を目撃しました。
草木が生い茂る地帯を通り過ぎようとしていた時、前方約4.5mにその未知の動物が木に捕まる形で立っている姿を目撃したました。
その異形の姿からその場を走って逃げ出したとのことです。
後の調査でウィリアム・バーレントさんが目撃した生物は第1目撃者の証言と一致していたことから同一の生物を目撃したのではないかと結論づけられています。
第3目撃者:アビィー・ブラバムさんの記録
1977年4月22日 真夜中ごろ、15歳の少女であった「アビィー・ブラバム」さんも木を掴む形で直立している同一の外見的特徴を有する生物を目撃したと報告しています。
第0目撃者?:マーク・セノットさんの記録
これは、後の調査で判明したことですが、同じ街に住む「マーク・セノット」さんも神に誓って、1972年にドーバーデーモンと同一の外見的特徴を持つ生物を林の中にある池のほとりで目撃したと証言しています。
もし、これが本当なら、本当の第1目撃者は彼になり、最初の目撃時期は1972年になりますね。
ただ、証拠がないことやこの証言の信頼性を高める、目撃情報が同時期にないことから、別の何かを見間違えたのでは?とされています。
ドーバーデーモンの正体
ドーバーデーモンはたったの23時間で完全にいなくなってしまったため、圧倒的に情報が不足しています。ただ、目撃者から上がっている外見的特徴からその正体はある程度絞られています。
ここでは、個人的に一番可能性の高い3つの説を紹介したいと思います。
グレイ型宇宙人説
ドーバーデーモンの身体的特徴から、最も一般的に知られている宇宙人である「グレイ型」を想起した人もいると思います。
確かに特徴は似ていますよね。
ただ、反証として後の聞き込みで、その地域では当時UFOは目撃されなかったそうなので、ドーバーデーモンの正体がグレイ型宇宙人とはなりづらいと思います。
まあもちろん、UFOにステルス機能くらいあってもおかしくないので、ただ単に地元住民が見なかっただけの可能性もありますがね。
そして上述したように、ドーバーデーモンに関する情報はあまりにも少ないです。そのため、映画「宇宙人ポール」のようなシチュエーションも否定はできません。
ただ個人的な見解ではありますが、ドーバーデーモン宇宙人仮説は違うと思っています。理由はその他の仮説の方が現実的であるからです。
突然変異した動物説
自然界では、時として突然変異した動物が確認されることがあります。
突然変異とは、生物が持つ遺伝子が何らかのきっかけで変異してしまい、その生物本来の姿や性質が変わってしまうことを言います。
今回の件も真夜中での目撃ということもあり、突然変異した何かの生物を誤認してしまったというは全然ありえる話です。
実際、目撃者もわずか6秒間しかドーバーデーモンを目撃できなかったそうなので、あり得なくはない話です。
ただ、そうなってくると何の生物と誤認したのか?という話になりますがね、、
ヘラジカの子供説
皆さんはヘラジカという生き物をご存じでしょうか?
日本ではあまり馴染みのない生き物ですが、アメリカやカナダでは比較的ポピュラーな生き物と言えます。
シカという名前がついているだけに、鹿の仲間です。ちなみに、成長すると最大で3.5mにもなるとんでも鹿です笑
そんなヘラジカの子供はこんな感じの見た目をしています。
そしてドーバーデーモンはこの通りです。
頭部が瓜型であることや細長い手足を持ってる、体長1.2mなどの身体的特徴というのはとても当てはまっています。
なので、専門家もドーバーデーモンの正体は、ヘラジカの子供である可能性が高いと言っているほどです。
私も調査した限りでは、ドーバーデーモン=ヘラジカの子供を誤認した説を推しています。
とても不気味なドーバーデーモンの正体が実はヘラジカの子供であるというのは何だか、寂しい結果ではありますがね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回も、もちろん断定はできませんが、高い確率でその正体を暴くことができたと思います。
未確認生物の正体って意外と説明できたりするので、嬉しい反面、ロマンがなくなるから悲しいですよね。。。(笑)
もちろん、確実に断定できている訳ではないので、宇宙人仮説もあり得なくはないです。映画「宇宙人ポール」のようなことも可能性としてはあり得ますしね(笑)
ただ、1つだけ言えるのはこの事件はかなり特殊であったということです。目撃情報はたったの23時間の間でしかありませんでした。それ以降、現在に至るまでは全く同一の目撃証言はないんですよね。まるで、初めから存在しなかったように。
これがヘラジカの子供仮説を断定できない所以なんですよね。
やっぱり世界はひろしですね。
以上!
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