【超能力】オーラ視の正体とは?最新研究が導いたマイクロバイオームクラウド説

こんにちは。せかいひろしです。

皆さんはオーラ視という超能力はご存じでしょうか?

人の体の輪郭にそい存在し、見るとが見ると様々な色で見えるあれです。

かくれんぼや気配察知にはもってこいの能力ということもあり、誰もが一度は憧れたことがある能力だと思います。

本記事では、オーラ視の概要から、オーラの正体、オーラの歴史に至るまで網羅的に紹介したいと思います。

目次

オーラ視とは

オーラ視とは、生物や鉱物が発する霊的なエネルギー放射を視覚的に捉える超能力を指します。

英語では、auraと表記し、18世紀から用いられ始めた言葉であります。

オーラは階層ごとに分かれているとされており、熟練者になればなるほどより高次元的な上位階層のオーラを視覚的に認識することができるようになると言います。

諸説ありますが、以下の8つの層でオーラは構成されているとのことです。

肉体>エーテル体>アストラル体>メンタル体>コーザル体>ブッディ体>アートマ体>モナド体

簡単に上記の聞き慣れない言葉を解説しますと以下のようになるそうです。

  • 肉体:誰でも視覚的に認識することができる体。
  • エーテル体:生命エネルギー体。生命活動の健康状態に比例して活性化する。不健康ならここも弱まる。
  • アストラル体:感情を司るエネルギー体。サイキック能力を発揮する際はここが活性化する。
  • メンタル体:知性や自我を司るエネルギー体。
  • コーザル体:魂体、原因体。ブッディ体とメンタル体の架け橋となるもの。
  • ブッディ体、アートマ体、モナド体:人間では認識できない領域

という感じらしいです。私もよくわかりませんが、そういうことのようです。

また、人間の性格特性や感情の変化とオーラが発する色には相関関係があるとされ、占いやスピリチュアリズムで度々活用されている。

しかし一般人にはオーラが見えないことにを逆手に取り、霊感商法を用いて騙したり高額な占い料金を請求したりと被害に遭っている人は本当にとても多い。

なので、娯楽として楽しむ分にはいいがのめり込む大火傷をする分野なので注意が必要であると言えます。

オーラの正体

ここでは、一般的に言われているオーラの正体をいくつか紹介したいと思います。

デマ説

これは、一般的に広く信じられている説になります。つまり、霊的エネルギーを起源とするオーラなんてものは存在しないというものです。

実際、一部の霊能力者や見える人にしか見えないことから霊感商法や高額な占いに悪用されることが多いことで有名です。

また、これまで様々な研究や検証が行われきたが、2022年に至るまで霊的エネルギー自体観測することができていないこともこの説を後押ししていると言われています。

もちろん、本当にオーラが見えていたとしても、それ自体を他の知人が検証・評価することはできないし、公言したらしたで「冷ややかな目で見られるか」「病院に行くことを勧められる」世の中でありますので、オーラ視ができる100%デマであるとは言えないですけどね。

マイクロバイオーム・クラウド説

これは、2018年ごろから注目され始めた説であり、アメリカのスタンフォード大学の遺伝子学者マイケル・スナイダー氏の研究結果が元になっております。また、マイクロバイオームとは微生物群のことです。

研究によると、人間を含めた生物全般は、多種多様な微生物・ウィルス・小さな虫・環境物質が大量に含まれた「雲状の物質群」に包まれているというものである。

スナイダー氏のグループは15人のボランティアに協力をしていただき、小型の空気監視装置を腕に取り付け1週間〜1ヶ月にわたって彼らの周囲の空気の状態をサンプリングした。

2年に渡り調査をした結果、誰もが独自の「雲状」の物質群に包まれていることが判明したそうです。

この雲状の物質群は非常にパーソナルなもので、例え共同生活を営むもの同士でもその特徴は全然違っているということであった。

これだけ聞くと、「へえ〜すごい」となると思うが、オーラ視ができる人は、もしかしたらこの「雲」が見えているだけなのかもしれないというものである。

実際、世の中には通常3色型色覚のところ、5色型・4色型・2色型色覚を持っている人は存在しています。〇〇型色覚とは人が持ってる錐体細胞の種類のことであり、3色型色覚の人は赤色・緑色・青色を知覚できるようになっています。

しかし、この視覚細胞の種類が増減すると世界は全く全然違う世界が見えていることになる。

具体的には、

  • 2色型色覚:白黒に見えてしまう。犬や猫はこれに該当する。
  • 4色型色覚:赤青緑に加え1種類多くの錐体細胞を持つ。一部の鳥類や爬虫類、魚類がこれに該当する。
  • 5色型色覚:あまり研究が進んでいない。赤青緑に加え2種類多くの錐体細胞を持つ。

そして、色というのは、反射した光が網膜に届くことで人間が初めて知覚することができることから、上記で挙げた「雲」に反射した光を4色型色覚以上を持っている人がそれを見えてしまっているという物である。

そのため、オーラが見えている人は、霊的なエネルギーが見えていると思っているが、実際はただこの「雲」に反射した光を知覚できているだけの可能性がある。

とても面白いので好きな説です。

>マイケル・スナイダー氏の研究

バイオフォトン説

これは、生物全般の細胞から発せられるバイオフォトンを特異的な視覚細胞を持っている人たちが知覚できているという説です。

バイトフォトンとは、生物の細胞から発せられる人間の目では知覚できないほどの光のことであります。これは、細胞の中で行われている化学変化を起こした際に光も微弱ながら発しているためです。

なので、通常の人であれば、生物から発せられるフォトン(光子)の量が少なすぎるため、知覚できないです。

しかし、全人類が皆全く同一の体を持っている訳ではなく、それぞれ微妙に違っていたりします。

そのため中にはフォトンを知覚することができるかもしれないということです。

また、フォトンは光なのでオーラ視を行なっている人がよく言う「色」もこれで説明がつくというわけです。

従って、オーラ視ができる人は霊的なエネルギーを知覚できているのではなく、バイオフォトンを知覚しているだけというものです。

もちろん、通常ではあり得ないことですが、オーラ視を説明できるかもしれない説であります。

ちなみにバイオフォトンに関しては、こちらのチャンネルでとても分かりやすく解説されていましたのチェックしてみるといいかもです。

共感覚(シナスタジア)説

人を見た時に共感覚が自動的に発動しオーラが見てしまっているだけで、霊的エネルギーが見えているわけではないという説。

実際、スペインのグラナダ大学の調査研究によると、オーラ視ができると報告している人は、共感覚を持っている場合が多いという。

>グラナダ大学の調査レポート

共感覚とは、特定の刺激に対して、通常の感覚以外の感覚も自動的に発生する知覚現象であります。

英語ではシナスタジアと言ったりします。

例えば、

  • 音楽に色を感じる
  • 文字に色が見える
  • 数字に色が見える
  • 時間の単位に色が見える
  • 人の性格や姿に色が見える
  • 匂いに色を感じる

などなど150種類以上存在しています。

以前までは、10万人に1人しか所持していない特異的な知覚能力であるとされていましたが、最近では23人に1人が持っているとされています。

私の知人K氏もこの能力を持っていると話しており、水回りが赤色や黄色など色を持っていると感じるらしく、お風呂場で歯磨きをする映像や画像を見ると気分が悪くなると言っています。

これは、水場に関連している歯磨きがお風呂場が持っている色が互いに干渉し合い気持ち悪い色になるからと言っています。

ただこの場合、オーラは何か「霊的なエネルギー体」ということではなく、ただの感覚ということになりますがね。

いずれにせよ、オーラ視を説明することができる有力な説の一つであると言えます。

魂の放射エネルギー説

これは、魂が放っているエネルギーを知覚しているという説です。とてもロマンのある説ではありますが、現在に至るまで議論が続いている説になります。

ただ、とてもオカルト的であるため、非難されることの多い説であります。

魂とは、肉体とは別に存在している生命を生命たらせるための根源的なエネルギー体のことです。

通常は、非物質的であるため、霊的能力のある人以外は知覚することができないです。

霊魂の存在は今でも真面目に研究されている分野ではありますので、いつかは解明されるのかもしれませんね。

オーラ視の身につけ方

オーラを見てみたい人はとても多いと思います。自分で見れるようになったら、超能力者の仲間入りを果たせるだけでなく、かくれんぼの鬼役をやった時に無敵になれます。

なんせ、相手がどんなに隠れていてもオーラは隠せないですからね。

オーラ自体を身につけるのは、根気とやる気があれば達成できるので、かくれんぼマスターになりたい、超能力者になりたい人でとても時間に猶予のある人はチャレンジしてみてください。

<やり方>

  • 薄暗く壁が白い部屋に移動する
  • 手のひらを壁に触れない程度に近づける
  • 手を伸ばし指先を集中して凝視する
  • 段々と薄い半透明の白い膜が見えてくる
  • 色が見えてくる
  • オーラが見える

しかし、高確率で暗い緑色っぽいものが指先を纏う「残像現象」を体験することになりますので、継続的に訓練をしないといけないです。

ただ、残像現象だけを体験してオーラってこういう感じなのかと楽しむのもありです。

一点を凝視しすぎると、目の筋肉の柔軟性が損なわれ視力に影響を与えることにもつながりますので、何時間も訓練をすることはご遠慮ください。

>お医者さんも目の酷使には注意してくださいと言っています。

ちなみに私も試してみましたが、残像現象までは体験することができました。それ以上は心が折れました。

オーラ視のこれまでの科学史

ここでは、ざっくりこれまで人類が歩んできたオーラに関連のある発展を紹介したいと思います。

1800年代

フランドル(中世ヨーロッパで経済が発展した地域)で医師・錬金術師をしていたヤン・ファン・ヘルモント氏とドイツ人医師のフランツ・アントン・メスメル氏が、

「肉体が離れた相手に互いに影響の及ぼすことのできる“流体”の存在を報告し、ある種の電磁界に似たフィールドが存在しているかもしれない」

wikipediaより引用

と報告。

1900年代

・医療電気技師ウォルター・ジョン・キルナー

1911年イギリス・ロンドンの医療電気技師ウォルター・ジョン・キルナー氏は、人間には身体の周囲を纏う3つの領域からなるエネルギーフィールドが存在しているという趣旨の研究を発表し、そのエネルギーフィールド体を「オーラ」と呼んだ。

また、ウォルター氏によると、オーラは年齢・性別・健康状態・精神力など様々な要因と密接に関わっており、オーラの状態を見れば病気であるのかを判別できると言う。

・精神分析家ヴィルヘルム・ライヒ

1939年、オーストリアの医学博士であり精神分析家であるヴィルヘルム・ライヒ氏は人間を取り巻く生命エネルギーは性エネルギーと関連があるとしその概念体系にオルゴンと命名した。

ヴィルヘルム氏自身は、オルゴンエネルギーが空間や生物に対して脈動をしているのを確認たという。

・ロシア研究グループ

1990年代には、A.S.Popowというバイオインフォメーション機構のロシア研究グループが生物が300〜2000ナノの周波数をエネルギーを有していると発表した。このエネルギーについてはバイオプラズマと名付けられた。

そして実際、イギリスやオランダ、ドイツ、ポーランドの研究者たちからも支持されているという。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これが、オーラに関する全てです。

オーラと聞くと、いかにも怪しい人たちの得意とする領域ですが、科学的には時代を跨いで色々な人たちによって研究されてきた分野であることがわかったかと思います。

ただ、現代に至るまでオーラ視ができる人たちがいう心霊的エネルギーを起源とするオーラがいまだに発見されていないことを考えると、オーラというのは心霊的なものではなく共感覚や通常の人とは異なる色覚を有する人たちが見えている世界のように思えて仕方ないです。

今後、研究が進み、オーラについてより深く分かるようになることを願うばかりです。

その方が楽しそうですからね。

以上っ!

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この記事を書いた人

はじめまして!せかいひろしです。会社員をしています。
世界の森羅万象を解明することを人生の指針にしています。都市伝説や未確認生物、古代文明の話が大好きです!

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