こんにちは。せかいひろしです。
皆さんは最強の超能力であるサイコキネシスをご存知でしょうか?
自由自在に物をコントロールすることができ、日常生活においても戦闘においても便利な能力になります。
これまでテレビや漫画で度々登場してきた能力ですが、本当に存在するのか疑問に思った人も多いことでしょう。
本記事では、サイコキネシスの概要から、正体、習得方法、実際に使用することができる人に至るまで網羅的に紹介したいと思います。
サイコキネシスとは?
サイコキネシスとは超能力の一種であり、意識の力を使い物体を動かすことができる能力を指します。
psycho(精神)+ kinesis(運動)という言葉からなる造語であります。
似た言葉にテレキネシスがあるが、サイコキネシスは能力者の意識の力を使い、意識的に対象物の運動をコントロールできるのに対し、テレキネシスは物体が動くようにさせるという違いがある。
まとめると、
サイコキネシス:対象物の運動を能力者が常に意識的にコントロールする
テレキネシス:対象物が意識、自動的に運動するよう能力者がコントロールする
です。
扱えるようになると最も応用性のある能力であるのが特徴の超能力です。
- 空中浮遊
- 物体の運動状態の操作
- 空間の固定
- 物体の圧縮
など最強の超能力の1つと言えます。
しかし、自分自身の精神力に強く力が依存するため、自分が心の底から曲がると思うもの以外は曲げることができないそうです。
実際、1970〜1980年代の日本を賑わせた超能力者「清田氏」も「職業欄はエスパー」で語っています。
そのため、大人よりも子供の方が圧倒的に能力を発現しやすいと言われています。
これは、大人よりも子供の方が純粋であるからです。
サイコキネシスの正体とは?
ここではサイコキネシスの正体について、インターネット上で語られている説をいくつかご紹介したいと思います。
マジック説
これは、そもそもサイコキネシスという能力自体が全てトリックであるというものです。
実際、マジシャンは一般人の目はもちろん、科学者や同じマジシャン、ハイスピードカメラでさえも騙すことが可能です。
また、サイコキネシス能力者が能力を使用する際、
- スプーン曲げ
- 鉛筆やマッチを動かす
- 方位磁石の針を動かす
などマジックを使えば誰でもできそうなことばかりなのもサイコキネシスがトリックではないかと言われています。
事実、上記で挙げたマジックはYouTubeで検索すれば、誰でも練習すれば身につけられるほど簡単なタネで構成されています。
もちろん、サイコキネシスをマジックを使って再現することができるからといった、サイコキネシスの存在自体が否定されることはありません。
それにこれほどまでに科学が進歩した現代において、自らの超能力を証明し人体実験になろうとする人は普通いないと思われるため、もし本当にいたとしても表の世界に出てくることはないでしょう。
脳の隠された力説
これは、サイコキネシスが特殊な方法を用いて物体をコントロールしているから唱えられている説になります。
通常、物体を動かすには、何かしらのエネルギーを与えてあげる必要があります。
- 風エネルギー
- 運動エネルギー
- 磁気エネルギー
- 電気エネルギー
- 熱エネルギー
などです。
しかし、サイコキネシス能力者は手も触れず、生身で物体の運動を可能にしています。このことから、「特殊なエネルギー」が関係ているのではないかと言われるのです。
- 松果体の覚醒による作用
- 脳の隠された力による作用
などです。
松果体は、脳の真ん中付近にある構造体で、第3の目とも言われており、古代から超常と関係があると言われています。
超能力者が能力を使用している際に脳波や脳をスキャンしていると、異常な波形が出てくるそうです。
実際、1970〜1980年代に日本を賑わせた超能力少年の清田氏が大人になり、サイコキネシスによるスプーン曲げを実践した際、通常では考えられない脳波を記録したと「スプーン曲げ」では語れています。
このことからも、サイコキネシスなどの超能力が本当に存在した場合、脳はとても関係が深いと言われているのです。
サイコキネシスの身につけ方
サイコキネシスを身につけたいと誰でも一度は思うと思います。それほど、サイコキネシスが便利で魅力的だからです。
ここでは、インターネット上に載っている誰でもサイコキネシスを身につける方法を紹介できればと思います。
時間に余裕のある人、挑戦してみたい人はぜひお試しください。
初級編:スプーン曲げ
<準備するもの>
- 100均スプーン
<やり方>
- 瞑想をして心をリラックスさせ、精神を統一させる(5分間)
- 優しくスプーンを手に持つ
- スプーンを凝視しながらは曲がると極限まで強く思う
- スプーンが曲がるイメージしながらスプーンに念を込める(5分間)
- 曲がる
こんな感じです。
ポイントは、スプーンは絶対に意識だけで曲げられると極限まで強く思うことです。これは、1970〜1980年代の日本を賑わせた超能力者「清田氏」がよく言っているアドバイスです。
こちらのスプーンはかなり硬いので練習にはおすすめです。少々高いですけどね(笑)
初球をクリアすることができたら、次は中級編です。
中級編:遠隔による物体のコントロール
<準備するもの>
- 消しゴム
<やり方>
- 瞑想をして心をリラックスさせ、精神を統一させる(5分間)
- 消しゴムを机の上に置く
- 消しゴムを凝視しながら手前に動くイメージを極限まで強く持つ
- 消しゴムが引っ張られるイメージしながら消しゴムにに念を込める(5分間)
- 動く
こんな感じです。
遠隔からの物体コントロールに消しゴムを利用するのは、消しゴムが絶縁的であり、ある程度の重さがあるためです。
そのため静電気で偶然動くということは起きないのです。
初級編をクリアしたのならとても簡単に達成することができると思います。
中級編をクリアできなのなら、次はいよいよ上級編です。
上級編:曲がらない物曲げ
これは、上級編をクリアすることができるのなら、もう立派な超能力者と宣言することが可能になります。
なぜなら、一般的に曲げられないものは、トリックを使っても曲げることが極めて難しいからです。
<準備する物>
- 金属製の金槌
<やり方>
- 瞑想をして心をリラックスさせ、精神を統一させる(5分間)
- 金槌を机に置く
- 金槌を凝視しながら曲がると極限まで強く思う
- 金槌が曲がるイメージしながら金槌に念を込める(5分間)
- 曲がる
こんな感じです。
文章にすると簡単ですが、金槌は人間の力では絶対に曲げることができません。
そのため、非常に曲げづらい対象物と言えるのです。これは、自分が心の底から曲げられると思えないもは曲げられないからです。
サイコキネシスを使用することができる著名人
ここでは、歴史上においてサイコキネシスを使用することができたとされている人物について紹介したいと思います。
ニーナ・クラギーナ(ロシア)
ニーナ・クラギーナ氏は、ロシア人超能力者女性であり、1960年代〜1970年代にかけて一躍世界的に有名になった人物です。
クリギーナ氏は、幼少期の頃から霊感などの不思議な力を発揮することが多くあり、1963年の入院中には編み物の糸玉がたくさん入った袋から、中身を全く確認せずに好きな色の糸玉を取り出すことができたそうです。
その後のロシア軍の実験では、
- 生きたカエルの心臓を停止させる
- コンパスの針を動かす
- 小さな物体を念力だけで動かす
といったことが正式に記録されています。
また、能力発動中は
- 頭に取り付けた光を感じ取る機械が発光する
- クラギーナ氏自身の皮膚が高温になり火傷を負う
- クラギーナ氏に腕を掴まれた人が強い熱感と痛みを感じる
- 脈拍が180〜250まで上昇する
- 体重が200g〜2kg減少する
といった報告も存在しています。
しかし非常に残念なことにそうした身体的な負荷が重なり、1990年に心臓発作により他界していてしまいました。
クリギーナ氏が実際にサイコキネシスを発動させている時の映像です。
ユリ・ゲラー(イスラエル)
ユリゲラー氏はイスラエルの自称超能力者であり、正式名はウリ・ゲレル・フロイドである。
フロイドからもあるように、実はかの有名な心理学者シークムント・フロイトの親類であります。
特段幼少期から超能力を発揮していたというエピソードは特になく、成人して奇術を研究した後にその才能を開花させています。
しかし、初期のまだ奇術が卓越していない頃、そのあまりの稚拙な奇術により、よくショーを披露していたナイトクラブの支配人から訴えられており、裁判で「今後はイスラエル国内で超能力と称した奇術ショーを行なっていはいけない」という通告をもらっている。
その後、アメリカの超心理学者アンドリア・プハリッチ氏によりアメリカに招待されSRIインターナショナルで超能力診断テストを受け、予備試験では超能力と捉えることができる成績を残したという。
それ以降は、徐々に活躍の場を広げていき、日本でスプーン曲げブームを巻き起こしている。
これだけ見るとただの奇術師のように見える経歴を持つ彼だが、2017年にCIAが公開した極秘資料によると、1973年にはユリ・ゲラー氏を対象に、8日間に渡り彼を窓のない密室に入れ超能力評価実験を行っている。
その結果、調査員が別室で辞書から無作為に選んだ英単語を正確に当てている。そのため、ユリ・ゲラー氏はある程度信頼のおける超能力者とCIAHA評価している。
清田益章(日本)
1970年〜1980年代にかけて超能力者としてテレビや雑誌、新聞で大々的に取り上げられた日本の超能力者です。
その愛称は「エスパー清田」であり、数々のスプーン曲げや念写などの超能力を発揮した。
元々は普通の少年であったが、1974年にユリ・ゲラー氏が来日し実演して見せたスプーン曲げを見て自分もできるかもと思いチャレンジしたら成功したという。
しかし、テレビ番組でトリックを用いてスプーン曲げや念写をしている手口の一部始終が放映されたことを皮切りにメディアから姿を消してしまった。
後の取材記録「職業欄はエスパー」によると、確かにトリックは使ったが、それはテレビ局の圧力やのせいであり基本的には超能力を発揮してスプーン曲げをしていたと言い残している。
しかし、テレビ番組のプロデューサーはプレッシャーをかけていないと事実を否定している。
まあ当時大人気で注目も高かったという側面を見ると流石にプレッシャーをかけていないというのは嘘のように感じる。当時の清田氏も小学6年生とまだ子供でもあるからトリックを使いたくなる気持ちも理解できますよね。
サイコキネシスにまつわる作品
ここでは、よりサイコキネシスをイメージしやすくするためにサイコキネシスを扱った作品をいくつか紹介したいと思います。
【映画】サイコキネシスー念力ー(2018)
大人気ホラー映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督が製作した新感覚コメディSFドラマ。
全体を通してコメディ要素強めですが、芯がしっかりしているので見ていて楽しい作品です。
サイコキネシスのCGもそこまで違和感がないので、見ていてワクワクできると思います。
ストーリー自体も巨悪と戦うというよりかは、商店街をヤクザから守るという小規模なのもポイントが高いです。
疲れた日や穏やかな気分で映画を見たい時におすすめの一作と言えます。
あらすじは以下の通りです。
突如として超能力に目覚めた男が娘を守るべく戦う姿を、コミカルな描写を織り交ぜながら描いたSFドラマ。妻子を捨て、警備員の仕事をしながら冴えない生活を送るソッコンは、ある日突然、自分が超能力に目覚めたことに気づく。
映画.comより引用
【書籍】職業欄はエスパー(2002)
本書は、映画監督、テレビドキュメンタリー作家、執筆家でもある森達也先生によって執筆された良書です。
1970〜1980年代の日本を席巻した超能力少年「清田氏」を初めUFOを呼べる秋山氏やダウジングのスペシャリスト堤氏に対して精力的に取材した記録です。
出来るだけ客観性を意識して描かれているので、超能力批判派に人に特におすすめの一冊となっています。
本書の中ではサイコキネシスを操ることができる「清田氏」の子供の頃のエピソーだたくさん語れており、本当に超能力者なのではないかと思わされてしまいます。
あらすじは以下の通りです。
スプーン曲げの清田益章、UFOを呼ぶ秋山真人、ダウジングの堤裕司。かつては一世を風靡し、「超能力者であること」を職業に選んだ彼らは今、どんな日常を送っているのだろう。三人に興味を抱いて、八年間にわたって取材を続けた著者が数々の不可思議な現象をまのあたりにしながら、「超能力」という迷宮にさまよい、彼らの孤独をすくいとろうとした異色の超現実ノンフィクション。
Amazonより引用
終わりに
いかがでしたでしょうか?
これがサイコキネシスにまつわる全てです。
昔から世界的に共通認識として知られている能力ではありますが、実際のところ表舞台に登場するのは意外と少ないのが現状です。
現在の人類の人口比率から考えると想像を絶するほどレア能力ということですね。
もしサイコキネシスが使えたら、軽犯罪は増えたり、法整備が追いつかなかったりとトラブル続出間違いないことから案外サイコキネシスが使えないのは良いことなのかもしれないですね。
以上っ!
コメント