【超能力】テレパシーは本当に実在するの?結果実在した!

こんにちは。せかいひろしです。

皆さんはテレパシーという超能力はご存じでしょうか?

自由自在に相手の考えていることを読むことができる超能力です。犯罪捜査やじゃんけんで使ったら敵なしなので、誰もが一度は憧れたことがある超能力だと思います。

しかし、果たして本当にそんなことはあり得るのでしょうか?

結論、存在しているだけでなく、誰もが無自覚的に発現している能力でした。

本記事では、テレパシーの概要から正体、これまでの研究に至るまで網羅的に紹介したいと思います。

目次

テレパシーとは?

テレパシーとは、人から得られる外見的情報(言語・表情・身振り)を経由せずに、ダイレクトに人や動物の思考や感情を読み取ることができる超能力を指します。

簡単に言うと、人や動物の考えていることがなんでも読める超能力ということです。

日本語では、精神感応とも言ったりします。ちなみに英語では、mental telepathyと書きます。

telepathyは短縮系になっています。

テレパシーという言葉自体は、イギリスのケンブリッジ大学のフレデリック・ウィリアム・マイヤース教授によって命名されました。

また、最も一般的な超能力であり、地球上で最も検証実験がされている超能力の1つであります。

実際、2001年にアメリカの大手世論調査会社のギャラップ社が18歳以上の1012人行った結果、

  • 信じる:36%
  • 分からない:26%
  • 信じない:35%

と1/3以上の人がテレパシーを信じているという結果が出ました。

>ギャラップ社の調査レポート

テレパシーの正体

ここでは、一般的に信じられているテレパシーの正体と思われる説をいくつか紹介したいと思います。

インチキ説

これは、そもそもテレパシーというのは全て嘘でありインチキという説です。

実際、メンタリストやマジシャンもテレパシー能力者ができることを一般人には差が分からないほど正確に再現できてしまいます。

  • 心の中に浮かんだ乱数を言い当てる
  • 自分しか知らない情報を言い当てる

これらは、コールドリーディング、マインドパワーデック、サイレントランニング、インターセプトといった技法を用いて行っているわけですが、側から見たらテレパシー能力にしか見えなくなるのです。

  • コールドリーディング:全くの準備なしに相手の心を読めたように見せるテクニック
  • マインドパワーデック:シャッフルして、表を見て自由に決めたカードを観客に選ばせるマジック
  • サイレントランニング:心の中で自由に決めた数字+観客がランダムに選ばれたカードの種類を当てるマジック
  • インターセプト:自由に選ばれた数枚のカードの中から心の中で決めたカード1枚を当てるマジック

マジックに関する詳細はこちらのサイトが詳しく解説していました。

>テレパシーマジックの詳細

このように一般的には知られていないだけで、メンタリストやマジシャンが行う奇術にはきちんとタネがあるのです。

こうした背景が存在することからも、テレパシーはかなりの人から否定されている超能力であるのです。

こちらの動画はとても分かりやすかったです。まあ年末恒例のオカルト番組なのでやらせの可能性も大いにありますがね、、

こちらはマジックですが、テレパシー的に相手の心を読めるようになります。

ただ、これらはあくまでテレパシー能力がなくても現実的にテレパシーを再現できる方法が確立されているから否定されているだけで、科学的にテレパシーが否定されている訳ではありません。

量子もつれ説

これは、これまでに行われてきたテレパシーの厳密な実験を元に導き出された説になります。

量子もつれとは、原子や素粒子という超ミクロな世界を扱う量子力学の世界で起きる物理法則であります。

簡単に言いますと、互いに完全に物理的に隔離された物質同士の片方が物理的に変化を起こした瞬間に、その変化がもう片方にも瞬間的に伝播するというものです。そしてこれには距離は全く関係ないというなんとも不思議で理解し難い現象です。

というのも、ワッカーマン教授によって行われたランダムに組まれたペアを音、光、電磁気的にも隔離された密室間の被験者の脳波が同調する現象が確認されたからであります。

そしてこれはペアの親密度に依存しない結果になったという。

つまり、もしこの説が本当であるなら、テレパシーと考えられる現象は本当に存在し、実は人類の誰もが持っている能力であるということになります

まだ、テレパシーが科学的に観測されたという記録はまだないですが、テレパシー現象を解き明かす鍵になりうる説と言えます。

テレパシーのこれまでの記録

ここでは、これまでに行われた科学的なテレパシーの観測記録を紹介したいと思います。

ロバートモリス教授のガンツフェルト法による記録(1967年)

これは、1967年にマイモニデス医療センターで主任教授を務めていたロバートモリス教授によりあみ出されたテレパシー実験法であります。

ガンツフェルト法とは、被験者2人(送信者・受信者)をそれぞれ完全に隔離された密室に置き、

  • 受信者の目にはピンポン球を半分にカットしたもの
  • 受信者の耳にはヘッドフォンをつけてホワイトノイズを流す

という完全に視覚と聴覚を含めた基本的な情報が遮断されている状態にします。

その後、送信者には大量の画像を見せ、それを受信者がランダムに選び、テレパシーで受信者に送ってもらいどんな画像が送られたきたのかを当ててもらおうと試みるというものです。

通常こんなことをしても正答率は上がらないと思われますが、実験を数千回と繰り返すとほんの少しだけ統計的優位性を示し始めるのです。

そして、これは被験者が眠りそうな時が一番成果が上がるという。

ワッカーマンたちグループによる実験(2003年)

ドイツの心理学者ジリ・ワッカーマン氏による一連のテレパシー実験によるものです。

その研究結果は、論文として2003年に神経科学の専門誌「Neuroscience Lettes」に掲載されもした。

実験内容としましては、以下の通りです。

  • 23歳〜57歳までの一般人38人(10組は親密度が高いペア、7組は親密度が低いと感じているペア、4人の個人)を採用(双子は存在しないものとする)
  • 関係がある/なしに関わらず、ペアを1人ずつ完全に密室(音・光・電磁波が遮断されている空間)に入れる
  • 実験群ペアの片方にはテレビから流れる一定のリズムに従った視覚刺激を見せ、その脳波を記録する
  • もう片方には何もせずに待機してもらうが、脳波は随時測定する
  • 対照群は、実験群と同一のことを行うが、視覚刺激はなくす
  • もちろん、いずれの場合においても互いに何が起きているのかは全くわかっていないものとする

その結果、親密度に関わらず、脳波の揺らぎパターンはシンクロするように動いたという。

そのため、ワッカーマンらは、以下のコメントを残している。

(我々が直面している)この現象は方法上の欠陥で生じたとは考えにくいものであり、しかもその性質を理解するのが困難な現象である。(….)この現象を説明できる生物物理学的メカニズムは現在のところ知られていない。

wikipediaより引用

ラディンたちグループによる実験(2004年)

これは、アメリカのカリフォルニア州にあるノエティックサイエンス研究所のディーン・ラディソンという超心理学の研究者グループが行った実験であります。

ラディンは実験を行うにあたり、13組(11組の成人カップル、2組の親子(母娘))を採用した。

実験内容は以下の通りである。

  • 実験中は互いに心理的に繋がっているという感覚を持ち続けてほしいと要請する
  • 上記の感覚を強化できるように、普段から使っている個人的な持ち物(指輪、時計など)を交換させ、実験中は常に握っているよう要請する
  • ペア自身で相談させ、どちらが送信者・受信者化を決めさせる
  • ペアを電磁気的に完全に隔離された個室に1人ずつ入れる
  • 送信者はテレビモニターに受信者のライブ映像が映ったらテレパシーを試みるよう要請した(ライブ映像は17〜25回とランダムに表示された)
  • 受信者はずっと待機しているだけとする
  • ペアは常時脳波を測定されているものする
  • 予め実験器具のノイズがないことを確認する

その結果、送信者がライブ映像を見ると、受信者は64ミリ秒遅れて脳波が揺らぎを示すことが判明した。

このことから、ラディン氏は、以下のコメントを残している。

「何らかの、未知の情報的あるいはエネルギー的交換が、隔離された人々の間で存在する」という仮説を肯定せざるをえないことを示唆した」

wikipediaより引用

テレパシーを身につける方法

ここでは、インターネット上に存在するテレパシーを身につけるためのトレーニングを紹介したいと思います。

時間にかなり余裕のある人はチャレンジしてみると面白いかもです。

ただし、親密度の高い気を許せる人が周りにいることが前提になります。

テレパシーは睡眠に入るギリギリのタイミングなど、意識が変性状態にある時に発現しやすいと言われているのでそれを逆手に取ります。

<やり方>

  • 送信者はベッドに入り寝ようとしている時に受信者にランダムに考えた映像を送ろうとします。
  • 受信者はそれをキャッチしようとする
  • 朝になり、互いに目が覚めたら答え合わせをする
  • これを毎朝記録していき、成功するまで繰り返す
  • やがて成功する

お分かりいただけたかと思いますが、これはとても長く時間がかかります。

カップルや夫婦でチャレンジすると楽しいかもしれませんね。

テレパシーが登場する作品

ここでは、テレパシーが登場する作品について紹介していけたらいと思います。

【映画】イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち

監督:ブリン・ヒル
公開:2015 / 05/ 31(日本)
本編:1時間 40分
ジャンル:恋愛SF

評価
  • 映画.com 3.5/5
  • Filmarks 3.5/5

本作は、ブリン・ヒル監督による、恋愛SF映画です。トイストーリの脚本を手がけたジョス・ウェドン氏も絡んでいるため、非常に見ていて心温まる作品になっています。

私は未視聴ですが、予告編を見るだけで、心が躍り始めるので当たりな作品な気がしています。

あらすじは以下の通りです。

アメリカの南北に離れて暮らす男女の魂がテレパシーによってつながり、お互いの見た物などを共有し合い親しくなっていく様子をファンタジックにつづるラブストーリー。疎外感を抱く男女が不思議な能力により感覚をわかち合ううちに、惹(ひ)かれ合ったり葛藤したりする姿を描く。

シネマトゥデイより引用
サービス視聴状態
Netflix×
Amazonプライム
HULU×
U-NEXT

【児童小説】アミ 小さな宇宙人

これは、1986年にチリ人作家のエンリケ・バリオス氏によって書かれた児童小説です。

世界中で超大ベストセラーになり11カ国で翻訳されています。そのため、2022年現在でもとても人気であり多くのファンに愛されている作品であります。

全3巻で構成されており、宇宙人と出会った少年が宇宙の真実と自分の使命を全うしようと全力で頑張るというストーリーであります。

私も読みましたが、正直大人が読んでも考えさせられる内容であるので、とてもおすすめできる作品であります。

テレパシーを扱える宇宙人が本作のもう1人の主人公ということもあり、テレパシーのデメリットや扱う方法について書かれています。

Amazonやメルカリではかなり高額で販売されていますので、読んでみたい人は図書館でレンタルすることをおすすめします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

これが、超能力テレパシーに関する全てです。

まさかこんなにも大真面目に実験をされていて、しかもそれが現実的にかなりありえるというか存在していると思いもしませんでした。

なんなら、全人類がテレパシー能力を使えるんですから驚きです。

今後も実験によりテレパシーの正体が進展していくと思いますので、また情報が入りましたら更新いたします。

いや〜世界は広いですね。

以上っ!

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この記事を書いた人

はじめまして!せかいひろしです。会社員をしています。
世界の森羅万象を解明することを人生の指針にしています。都市伝説や未確認生物、古代文明の話が大好きです!

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