こんにちは。せかいひろしです。
皆さんは「サンダーバード」という未確認巨大生物を聞いたことがありますでしょうか?
巷では、巨大怪鳥UMAとも言われています。アメリカを中心に出没する未確認生物であり、その名前からも分かるように鳥のような未確認生物です。
本日は、そんな未確認巨大怪鳥「サンダーバード」の生態や伝承、正体に迫っていきたいと思います。
伝説の未確認生物サンダーバードとは?
サンダーバードとは、ネイティブアメリカンの伝説で語り継がれている巨大神鳥のことを指します。英語では「Thunder Bird」と言います。
つまり雷の鳥ということですね。
その名前の起源は、ネイティブアメリカン達の持つ伝承「激しい雷雨を巻き起こす鳥」から来ています。
部族によって多少は異なれど概ねこんな筋書きの伝説が残されています。
「その昔、インディアン達の住む土地で大規模な飢饉が発生した。しかし、轟音鳴り響く雷雲と共にサンダーバードが飛来し、その足で掴んでいたクジラをインディアン達に分けて与えたもうた」
そのため、ネイティブインディアン達にはサンダーバードを神聖視されており、雷のゴロゴロ音はサンダーバードの羽ばたき音であるということを信じている人もいるそうです。
実際、インディアンたちは壁画やトーテムポールにサンダーバードを残していることからもその象徴さが伝わってきます。
伝説の未確認生物サンダーバードの生態
未確認生物サンダーバードの生態については伝説レベルではあれど残されています。
- 巨大く鋭い口ばし
- 真紅の鋭い目
- 生息地はオリンピック山脈
- 主食はクジラ
- 全長は推定20m〜30m?
鋭いクチバシに主食がクジラであるところからいかにも猛禽類って感じですよね。
ちなみに、オリンピック山脈とは、アメリカの西海岸に位置しています。
確かにここならすぐ隣が海であるので、クジラが主食であるというところもあながち間違いではないかもです。
もし、アメリカ旅行でオリンピック山脈に行った際はカメラをお忘れなく!!
全米各地で残されているサンダーバードの目撃証言
子供連れさり未遂事件
近代でも公式にサンダーバードらしき未確認生物の記録が残されています。
それは、1977年7月25日アメリカのイリノイ州の小さな田舎町でマーロン君という少年が巨大怪鳥に連れ去られそうになったという記録です。
当時、まだ10歳だったマーロン君は夜中に月明かりを頼りに自宅の裏庭で友人3人とでかくれんぼをして遊んでいました。楽しく遊んでいたも束の間、2羽の大きな鳥が初年達を追いかけ回しました。2人は無事に逃げ出せましたが、マーロン君は捕まり体は宙に浮かび上がりかなりの距離を持ち運んだそうです。
パニックに陥ったマーロン君が悲鳴を上げると、その叫びに気づいた母親が駆けつけ、無我夢中でマーロン君の足に飛びかかりました。その動きに驚いたのか、巨大怪鳥はマーロン君を離して飛び去っていったのだという。
引用:wikipedia
ちなみにイリノイ州とオリンピック山脈はかなり離れています。
また、この一件の事件を裏付けるかもしれない証言も同日に残されています。
同年の7月28日には同じくイリノイ州でドライブをしていた若者が、人間大サイズの巨大な鳥が2羽上空を飛行しているのを目撃したというのを警察に通報しているからです。
討伐記録?カウボーイ達が残した2枚の写真記録
まずはこの写真を見てください。
これは、1890年4月アメリカのアリゾナ州で撮られた写真です。手前で一列に整列しているカウボーイ達が後ろの巨大未確認生物を撃ち落とした時こと記念に撮られた写真。
このフアチュカ砂漠にて撃ち落とされた巨大怪鳥は話題を呼び、実際に地元の新聞にも掲載されました。
フアチュカ砂漠はこの辺です。
カウボーイ達の証言によると、この巨大怪鳥の皮膚は鳥よりもコウモリに近い質感であったそうです。
実際、見た目からも鳥よりも翼竜に近い造形をしていますよね。
2枚目はこちらです。
これは、南北戦争の最中に撮影された写真です。このように巨大未確認生物の記録は意外にも残されているのです。
ただ、残念ながらこれは流石にフェイクであると思います。。。
未確認生物サンダーバードの正体は?
ここまで様々なサンダーバードの記録を見てきました。それは巨大な鳥類であったり、太古より生き残った翼竜であったりしたと思います。
しかし、その正体はおそらく大型のワシやコンドルである可能性が高いです。
なぜなら、いくら世界ひろしと言えど、現代までそんな大型の鳥類はよほど特別な事情がない限り科学者に見つからずに生き残っているのは難しいからです。
もちろん、現在でも毎年新種生物が見つかっていることは事実です。しかし、それはどれも深海魚や小型の生物達です。
では、具体的にサンダーバードの正体について考えていきたいです。
最もサンダーバードの正体として有力視されているのは「カルフォルニアコンドル」です。
全長 | 約1.4m |
体重 | 約14Kg |
翼を開くと | 約2.7m |
英語版ウィキペディアのCclambert07さん, CC 表示 3.0, リンクによる
その生息地もオリンピック山脈に近いので、ネイティブアメリカン達の言っているのはこのカルフォルニアコンドルの可能性があります。
また、翼を広げた時が2.7mというのはほぼバスケットゴールの高さと同じです。バスケットゴールは3.05mなので、バスケットゴールくらいの高さのものが空を飛んでいることを考えるとゾッとしますね笑。
もちろん、コンドルは基本的に死肉した食べません。
しかし、エサが不足して飢餓状態であれば子供をさらうという事例も報告されているので、上述した「子供連れ去り未遂事件」もこれに当たるだろうと思います。
世界で時折目撃されている巨大未確認生物もおそらく大型化した猛禽類かコンドル類である可能性が高いと個人的には思っています。
ロマンがないのは悲しいですがね。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
伝説の未確認生物サンダーバードはその名前のカッコよさからも実在してほしい未確認生物ではありましたが、蓋を開ければ意外とあっさりしているのが未確認生物界です。。。
もちろんロマンを求めようと思えば、「宇宙人のペットが野生化した説、地底世界から迷い込んだ説」などのとんでもロマン仮説もあります笑
事実は小説よりも奇なりという言葉があるので、そういう可能性もありえますがね!
以上!
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