こんにちは、せかいひろしです。
皆さんは、気功という超能力をご存知でしょうか?
アニメドラゴンボールのかめはめ波、ストリートファイターの波動拳、テレビ番組の影響もあり一度は耳にしたことがある人も多いと思います。
アニメやゲームの世界だけにとどまっているのでしたらフィクションとして捉えることができますが、実際にテレビで人を「気」だけで吹き飛ばすのを目撃してしまうと「絶対にやらせでしょw」と思う自分と「本当にもしかしたら、、、」と思う自分がいる人が多いことでしょう。
私も全く同じ疑問がありましたので、実際に練習をしました。(笑)
そして、実際に練習して身につけた経験から言いますと、存在はしますが、決して超能力じみたことは不可能であると思います。
本記事では、気功の概要から得られる効果、練習方法について網羅的に解説していきます。
気功とは?
気功とは、古代中国から伝わる自己鍛錬方法であります。
体内を流れる生命エネルギー「気」を意識的にコントロールすることで様々な健康増進、戦闘力の向上、長寿、病気の予防などを目的とした技術であります。
「気」とは、生命エネルギーであり、この世界全体を流れているエネルギーであるとされています。
血液が血管を流れているように、気は経絡と呼ばれている体内にある血管のような場所を流れているようです。
そのため、気功修練者は、体内の気を増幅させたり、自然から気を体内に取り込んだりして鍛錬に励みます。
気功自体は2000以上も流派が存在することから気功術は無数にありますが、基本原理となるは「内気功」と「外気功」の2種類であります。
- 内気功:体内の気をコントロールする技術
- 外気功:体内で増幅させた気を体外に放出させる技術
気功修練者は基礎となる上記の2種類をひたすら鍛錬するそうです。
また、具体的な気功法の例として、「軟功」と「硬功」が存在します。
- 軟気功:健康増進、病気の予防を目指す術
- 硬気功:体の一部またわ全身を一時的に鋼のような硬度にまで高める術
硬功に関しては、あり得ないと思われるかもしれないが、実際に中国の少林寺の修行僧たちがパフォーマンスで鉄の棒を体に押し当て折り曲げるや頭の上の岩石を載せそれを別の人がハンマーで割るという芸を見せていたりします。
しかし注意しないといけないのは、治療目的で行われる気功施術です。完全に民間療法であるため、詐欺師が一部存在しています。
目に見えない現象を扱うため、注意しないと詐欺に巻き込まれてしまう可能性があります。
くれぐれもご注意ください。
気功で得られる効果
気功を実際に行ったりすることで得られる代表的な効果をここでは紹介したいとも思います。
ネット上では、病気が治るなどと書かれている記事があったりするが、ここではそういったデマの可能性が高いものは控えたいと思います。
ストレス発散効果
一般的な気功を行うには、リラックス状態でないといけません。興奮していたり、焦ったりしているとうまくできないのです。
そのため、気功を行うとだんだん副交感神経が優位になっていくと言われています。
副交感神経が優位になっている状態とは、夜寝る前のあのリラックスした状態と同義であるため、気功を行うとだんだんとリラックスしていくということです。
人体にストレスがかかっている状態とは、神経が過敏になり交感神経が優位になっている場合が多いです。
そのため、気功を行えばストレスはある程度は発散されていくと言えるのです。
集中力アップ効果
気功を行うには高い集中力が必要であると言えます。これは、そもそも気がとても繊細なものであるため余程の熟練者でないと集中状態でないときは知覚することすらできないのです。
そのため、気功を習慣的に行うことは、そもまま集中力の維持や集中状態に入る訓練にもなります。
気功は慣れてくると30分以上と長く行うようになれます。このことからも気功が集中力の向上には大いに貢献すると言えるのです。
気功の正体と原理
気功の正体については、科学的には完全に解き明かされていません。そのため、原理や正体は不明です。
しかし、大学や研究機関で調査がされていることは間違いないので、いつの日にか解明されることでしょう。
そのためここでは、現在考えられている説をご紹介したいと思います。
未知のエネルギー説
これは「気」を直接測定することができていないことから囁かれている説であります。
気を見ることができる人たちからすると、気は薄い白色をしており、人間の体を薄く纏っていたり、放散していたりするそうです。
漫画「HUNTER×HUNTER」の念みたいなものらしいですね。
実際、気を放っている気功師の気を測定すると生物フォトンの量に変化が見られるそうです。
光電子増倍管(PMT)による生物フォトンの測定結果からは発光イメージ時における中指先の放射強度が増加したと報告した。
気功および発光イメージ時の中指先の温度と生物フォトンの変化より https://cir.nii.ac.jp/crid/1390564238091559168
生物フォトンとは、生物から発せられる人間では知覚することができないくらいの微弱光のことです。
その原理は少し複雑なので、詳細を知りたい方は、こちらをご参照ください。
こちらの動画はとても分かりやすくバイオフォトンについてまとめていました。
なので、気功を行うと何らかのエネルギーは発生しているとは言えるかもしれませんね
意外と簡単!気功を身につける方法
気功を身につける、体感する方法は極めてシンプルであります。
それは、信じる信じないはお任せしますが、管理人もある程度できます。
これは、管理人が小学生の頃テレビで紹介されていたやり方で真似したらできるようになったやり方です。
<やり方>
- 手の平を30回擦り合わせる
- 息を吐きながら目の前にボールがあるイメージで手の平を近づけたり、離したりする
- 手の平の周りの空気の感覚に集中する
これだけです。
これを行うと大体の人は熱感を感じると思います。ただ、中には重量感、風感を感じる方もいるそうです。
もちろん、最初はただの手を擦った際に発生した摩擦熱や手の血行が促進されることにより発生した放射熱を感じるだけであります。
ただ、これを1週間も繰り返し練習をすると、手を擦らなくても、気を出そうとするだけで片手片足でも感覚の敏感なところなら感じることができるようになります。
そしてこれをさらに発展させて練習させていくと、体内で気を動かせるようになっていきます。
暇な時にする遊びが1つ増えるのでおすすめです。(笑)
ただ、これができるからと言って、特段何も超能力は発現しないので悪しからず(笑)
体の一部〜全体が熱くなるという現象を体感できるようになるだけです。
気功を学べる書籍
ここでは、気功について学べる書籍を紹介したいと思います。
気功革命―癒す力を呼び覚ます「2004年」
本書は、5歳の頃から気功を学び、精神臨床医として16年間勤務したのちに日中で気功を広める活動をしている盛/鶴延氏によって書かれた良書です。
気功法の概要からどのようにすれば気功法を習得することができるのかを詳細にまとめています。
気功を学びたい人のための入門書として参考にしたい人におすすめです。
気功―その思想と実践「2012年」
本書は、気功の根本思想を網羅的に解説した良書になります。
また、中国馬氏気功点穴療法の日本全権代表である(兄)廖/赤虹氏と武蔵野美術大学教授である(弟)廖/赤陽氏と兄弟で執筆されております。
そもそも古代中国から伝わる「気功」がどういう思想のもとで継承されてきたのかを知りたい、気功についてもっと詳しくなりたい人に特におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気功の全体概要を掴んでいただけたでしょうか。
気功と聞くと超能力を想起する人も多いですが、どんなに気功を練習してもドラゴンボールのカメハメ波やストリートファイターの波動拳などの超能力を習得することは無理であると思われます。
できることと言えば、体の部位を温めることです(笑)
個人的には未知のエネルギーというよりかは、血液を意識的に集めることができる現象であるように感じています。
気功も超能力ではなく、単なる身体操作なのかもしれませんね。
また調査に進展がありましたら情報を追加していきたいと思います。
以上っ!
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