バシャールって聞いたことあるけどなんだっけ?
ナオキマンの対談本だから気になってるけど実際面白いの?
本日はこんな疑問にお答えします。
こんにちは、せかいひろしです。
知的好奇心の思うがままジャンルを問わず年間100冊は読書しています。本日は、大人気の都市伝説系YouTuberナオキマンの対談本をご紹介します。
- 本書の概要
- ワクワクを忘れなければ、人生は好転する
- 宇宙の5つの絶対法則
- 人間は「制限」の中で生きている
ということで、さっそく本文を見ていきましょう。
バシャール×ナオキマンショーについて
本書は、タイトルからも分かるように、大人気都市伝説系YouTuberのナオキマンと宇宙人「バシャール」とコンタクトをしている「ダリル・アンカ」氏との対談をまとめた本です。
ただ、多くの人にとっては、バシャールって何?ダリル・アンカ氏って誰?状態だと思います。
どうやらスピリチュアル系や宇宙人系の世界ではかなり有名人のようです。
ただ、完全な初心者でも問題ないよう適宜解説もされながら対談は進行していきますので、初心者でも読めます。
スピリチュアル系な話なので、内容は正直ぶっ飛んでいます。常人なら呆れることもあります。
現代人ではなかなか共感することは難しいレベルでぶっ飛んでいます笑。
以下が簡単な抜粋です。
- 実は人間は常にパラレルワールドを移動している
- 実は文明が進化していくと、肉体は物質的な要素がなくなっていく
- 実は妖精は存在している
ただ、本書が最も伝えたいのはそういった表層的な情報よりかは、「制限をなくす必要性」や「ワクワクにしたがって生きる必要性」です。
人生を幸せに生きる上では非常に参考になるので、騙されたと思って読んでみるといい気づきになります。
ナオキマンとは?
コミカルに都市伝説の情報をかなり濃厚に解説してくれる都市伝説系YouTuberです。
見ていて楽しいチャンネルでもあります。「はい皆さんこんにちわーーー」という挨拶をすることでも有名です。
これまでも複数回にわたり、急上昇ランキングに動画が載ったりもしているので、一度は目にしたことがあるかもです。
登録者数も2021年6月現在で157万人もいます。
バシャールとは?
バシャールとは、地球よりも3000年進んだ文明を持つ惑星エササニに住む宇宙人です。
宇宙船のパイロットであり、知的生命体とコンタクトを取ってその文明の成長を助けることを生業にしているそうです。
生業と言ってもそれでお金をもらっているかは知りませんがね(笑)。
ちなみに肉体は半分物質、半分スピリットな存在なので、物理的な距離を無視してコンタクトができるようです。
スピリットは精神体なので、物理法則とは別の法則が働いているとのことです。
そんなバシャールが住むエササニでは、病気も飢えも争いも怖れもないそうです。
最初これを聞いた時、胡散臭く感じましたが、そもそも彼らは人類ではないので、可能にしているかもですね。
例えるのならブラジルの文化と日本の文化ですかね。
ブラジルの女性は外出時に化粧をしなくても何も気にしませんが、日本人なら発狂ものです。
同じ地球人でもこれだけ違いが生まれるのならそもそも種族が違うのならありかも?と感じました。
ダリル・アンカ氏とは?
ダリル・アンカ氏は映像制作会社の社長であり、ライターでもあるカナダ人です。
チャネリングという能力を使いバシャールとコンタクトをしているそうです。
チャネリングとは、チャンネルを合わせるのごとく自身の周波数を変更させてコンタクトをとる能力のことです。
例えるなら、ラジオのチャンネル切り替えです。
1980年から繰り返しバシャールとコンタクトをして知った宇宙の真実や種族として進化するための方法を書籍にしてまとめました。
ワクワクに従って生きれば、人生は好転する
バシャール曰く、その瞬間瞬間に感じる「ワクワクした感情」や「胸の高まり」に従って行動すれば、自ずと人生は良い方向に好転するとのことです。
この話を聞いた時、私は運がいい人と悪い人の違いの研究です。
これは、何が運の良し悪しを決めているのかを分析した研究です。
結論、運がいい人は「好奇心」が悪い人と比べて高いことが分かりました。つまり、運がいいと感じている人は、好奇心が強かったのです。
例えば、交通事故を起こして足の骨を骨折をした場合を考えてみましょう。
この場合、運がいい人は、この経験を通しても運がいいと答える傾向にあるでしょう。
なぜなら、以下のことを感じるからです。
- 交通事故に遭遇して、足の骨を折るだけとはなんて運がいいのだろう
- 病院に入院する経験を得ることができたからなんて運がいいのだろう
- もしかしたら、これで何か出会いがあるのかもしれない
- 足の骨を折る経験を得ることができた
- しばらく読書し放題だから運がいいい
反対に、常々運が悪いと感じている人は、全く逆に感じます。
- 入院費用がかかる
- 不自由な生活を強いられる
- リハビリを強要される
- 強い痛みを感じる
- 院内感染症のリスクを負う
このように、運は全て主観的な問題であり、非常に表裏一体です。
したがって、バシャールの言っている「ワクワクに従って生きれば、人生は好転する」にも当てはまります。
なぜなら、人生が好転するのか否かは、体験している本人の主観に大きく依存しているからです。
つまり客観的に分析することができないのです。本人が好転していると感じれば、好転していることになるのが人生なので。
まあ、そこまで難しく考えなくても「ワクワクに従って生きれば、人生は好転する」という言葉を信じているだけでも、行動の足枷を外すことには大きくつながるのでいい言葉なのかもしれませんね。
宇宙の5つの絶対法則
バシャール曰く、宇宙には5つの絶対法則が流れているそうです。
- 1つ目:あなたが存在している
- 2つ目:全てのものは今、ここにある
- 3つ目:一つのものは全てであり、全てのものは一つである
- 4つ目:与えたものを受け取る
- 5つ目:これらの法則以外のものは、全てが変化する
これを見た時、私の中に流れたのは、「ふーん」です。
なぜなら、あまりにも意味が分からないからです。なぜこれが宇宙の法則何か理解できませんでした。
ちなみに本書でも深堀はされていませんでした。これは、大衆向けの書籍だからかもですね。
YouTubeで検索をすると、岩瀬アキラさんというYouTuberがとても分かりやすく解説していました。
動画は35分もあり、なかなか重厚感あります。
詳しく知りたい人はチェックしてみるといいかもです。
世界は「制限」の温床になっている
世界は「制限」の温床と言ったら信じられるでしょうか?
私も本書を読むまでは、深く考えることのなかったテーマなので、本書を読んではっとしました。
ここでいう制限とは、「思考の制限」です。
簡単にいうと下記のことです。
- 大手就職か公務員意外ありえない…
- 大卒以外人間としてありえない…
- 自分はブサイクだから…
- 自分にはそんな才能なんてないよ…
- 自分は頭が悪いから…
冷静に考えてみる分かりますが、これらは全て現実ではありません。全て自分の頭の中にあります。
つまり自分で自分に制限をかけて可能性を潰しているといえます。
制限1:大手就職か公務員意外ありえない
大手就職か公務員以外はありえないという認識をしている人はいまだにいます。偏見かもですが、親世代に多い印象です。
これは、大手や公務員以外は収入が安定しないのでいけないという意味です。
しかし、現実は全く違います。
いつの時代も収入を安定させたいのなら、複数の収入源(本業、副業、株式、債券、国債など)を持った方が大手に就職して収入源を本業のみするよりも圧倒的に安定します。
つまり論理的にそもそも破綻しているのです。
なので、就職先のレベルで自分自身を卑下したりするのは非常にもったいないとしか言えません。
大卒以外人間としてありえない
人間の存在価値は大学程度では測れません。自分のことを大切に思っている人が無条件で自分を受け入れていることがその証拠です。
また、大学に滞在するために投資した400万円のリターンとして大学卒業資格と知識や経験を取得しますが、それらをフル活用している人は実はかなり少ないです。
なので、大学を卒業しかどうかくらいで自分自身を卑下するのはあまりにももったいないのです。
自分はブサイクだから…
美の判断基準なんて曖昧なものでしかありません。国や地域、価値観が変われば全てが変わってしまうからです。
例えば、アフリカではふくよかな人の方が圧倒的にモテます。これはふくよかな方が健康体であるからです。
つまり日本で大人気のモデルや女優もアフリカにいけば途端にモテなくなります。これはふくよかでないからです。
このように美の判断基準なんて実は絶対的ではないのです。
なので自分はブサイクだからなんて思うのは非常にもったいのです。
自分に才能なんてないよただの凡人だよ…
これは意外に知られていないことだが、才能を判定するものはまだ開発されていません。
なので、どんなに優れたコーチでもぶっちゃけ才能を判断するのには何年もかかります。
つまり、才能があるか否かを判断するのには、その業界に長年使っていないと分からないのです。
部活で3年間トレーニングした程度では正直何も分からないのです。
さらにいうと、何年も経験を積んできたけど、生前は全く評価をされてこなかった人は過去にゴロゴロいます。
- 「ひまわり」のゴッホ氏
- 独創的な絵のピカソ氏
- メンデルの法則のメンデル氏
彼らがその代表例です。なので、自分に才能がないと決めつけて、挑戦をすることを止めるのは、もったいないとしかいえません。
自分は頭が悪いから…
学生時代にテストの点数が悪かった人はこの発言をすることが多いです。
しかし、よくよく考えてみてほしいですが、頭が悪いとは具体的には何を指しているのだろうか?
- 暗記が苦手?
- 計算を早く行うことができない?
- 感情理解力が苦手?
このように実は頭が悪いのちゃんとした定義はないのです。
しかし、テスト結果が悪いと「自分は頭が悪いから…」と発言をする人がいます。
これは頭が悪いのではなく、正しい知識を正しく理解できていないだけです。つまり頭は何も悪くないのです。
冷静に考えてみると分かりますが、人類のDNAはほとんど同じです。なので脳の作りはほぼほぼ同じです。
違うのは正しく知識を理解できているかだけです。
自分は頭が悪いなんて決めつけずに、自分にあったレベルから挑戦していけば、実は何にでもなることは可能なのです。
このように世界に存在する「思考の制限」は数多く存在しますが、実は全て人間の頭の中にしかないのです。
ここまでの内容は私の考えで、書籍には載っていません。
しかし、バシャール言っている「思考の制限」とはこのことなのかなと感じました。
ちなみにバシャールが地球人とコンタクトを取るきっかけになったのは、そんな人間が自らに制限をかけすぎていることが滑稽に感じたからだそうです(笑)
まとめ:世界はまだまだ謎だらけだからこそ面白い
いかがでしたでしょうか。
本書に載っている話が本当なのかは正直分かりません。
なぜなら、嘘であると証明することができないからです。最も、本当であるとも証明することはできませんが。
ただ言えることは、大事なことは言っていることは確かですね。
一概にスピリチュアルだからと一蹴しないほうがいいです。
- 世界は「制限」の温床になっているので、制限を開放しましょう
- ワクワクに従って生きれば、人生は好転する
これらは、幸せに生きる上で大いに参考にできる考え方や価値観です。
本書に載っていることを盲信するのではく、エンターテイメントや自分にはない価値観をもたらしてくれるものという認識でいるといいかなと感じました。
以上
コメント